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最終章

オリジナルキャラクターには*がついています。



靖共
 予青時代から朝廷に仕える冢宰。舒栄の内乱の際には偽王舒栄に即座に金波宮を明け渡した。朝廷に召し上げられた浩瀚を目の敵にしている。


塙王
 巧州国国主 塙。慶国の隣の国の王。新景王と慶の動向を伺っている。


特殊文官・武官
(*オリジナル設定です)


新王登極の際、女人追放礼と舒栄の内乱により官吏たちの大半を失っていた慶国。浩瀚の提案により、半獣や、裏社会の特殊な能力を持った者達の参加が解禁され新戦力の特殊武官として迎え入れられた。文官に関しても一般人の参加が認められ、浩瀚の用意した特殊な試験を行った結果、頭の使いどころが違う天才と呼ばれる奇人変人が集まった。


特殊武官

*
豪槍(ごうそう)
 短気で沸点が低い怪力の槍使い。引き締まった巨躯に漆黒の短髪、鋭い夕焼け色の目を持つ。戦闘能力は龍熄を除き武官でも随一を誇る。桓魋の部隊に所属。


*蓮皇(れんこう)
 蓬莱の着物好きな人あたりの良い剣の鬼才。紫がかった黒髪に泣きボクロのある女顔の優男風情。特技は豪槍を宥めること。桓魋の部隊に所属。


*燈閃(とうせん)
 堅物な弓の名手。緑がかった黒髪を高く結った青年。すらりとした細身の筋肉質な体をしている。特技は豪槍を煽ること。桓魋の部隊に所属。


*(ゆう)
 暗器の達人。額当てと襟巻きで目だけを見せている、少年のような見た目の小柄な少女。裏社会からの出自で暗殺者としての技量が高い。桓魋の部隊に所属。


*雹牙(ひょうが)
 豹の半獣。色素の薄い逆だった髪に笑った時の八重歯が特徴的。細身の体を持ち、武官の中では一番の瞬足の持ち主。桓魋の部隊に所属。


*龍熄(りゅうそく)
 征州を拠点として荒らし尽くした大匪賊団の元頭首。硬い黒髪に気だるく力強く整った顔立ちを持つ。桓魋が警戒視している猟奇的な危険な男。二つ名は「人斬り龍熄」。


特殊文官

*霖雪(りんせつ)
 他者にも自分にも無関心な天才文官。彫像のように整った顔をしているがそれが逆に生気のなさを助長している。押し麦色の長髪に薄荷色の瞳。文官の中でも成績は一番。


*帥文君(すいぶんくん)
 頭の切れる男色家。文官だが背が高く引き締まった体躯の持ち主。彫りの深い顔に八の字髭を持ち、陽子いわく蓬来で見た外国人の貴族のような風貌をしている。謎の多い男。


*涼梗(りょうきょう)
 線が細い女性文官。目の下で前髪を切りそろえているため目元は見えない。白藤色の美しい長髪を持つ。口調は丁寧だが毒舌。


*真真(しんしん)
 子ども文官。まだ幼いが頭脳明晰で大人顔負けの思考力を持つ。琥珀色の大きな瞳の持ち主だが、大人と同じように鋭い光を湛えている。